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tern Surgeをカスタム。ブルホーン編

ternのSurgeをブルホーンバーにしてみました。
このブログでもよく登場するSurge。もともと最初からドロップハンドルがついているSurge Unoがありますが、そちらはシングルスピード。
Surgeは8段変速なのでブルホーンに変えるには変速関係などに色々と問題が出るわけですが、一番シンプルな解決策でやってみました。

使い勝手で言えばSTIレバー(もともとついてるブレーキレバー一体式のやつ)のほうが良いのは確実なんですけど、ブルホーンのスッキリした見た目とハンドルの握りやすさを考えれば十分やってみる価値アリのカスタムですね。Surgeのフレームデザインとも相性いいと思います。

問題の変速レバーはステアリングコラム側に移動で解決。
今でもクラシック雰囲気の自転車にはたまに使われるWレバー(昔はこれが主流でした)を使ってステアリングコラムに設置します。便利なパーツが用意されているもんですね。
ちなみにここに取り付けられるシマノ製レバーはリア8段またはリア11段のみ。他の段数はシマノさん作っていません。なかなかの割り切りっぷりです。
9段・10段の場合はシマノ製ではないパーツで、条件付きですがどうにかこうにかできます。

ブレーキレバーは今回は手前につけています。
ブルホーンの先端に付ける方法もありますのでお好みでどうぞ。

あと今回のもう一つのポイントはバーテープ。
Brooksのレザーバーテープを使用しています。
フレームのストーンシルバーの深みのある質感に合うんですね。スポーツ車然としたラバー素材のものでも無難に似合うと思いますが、こちらが正解かも。

街乗り用として使われている方も結構多いSurge。
ガチスポーツ車感をちょっと緩和して都会に馴染むカスタム車に生まれ変わらせてみてはどうでしょう?
制作にはワイヤーを4本とも全て交換する必要がありますので、それなりのお時間をいただきますのでご了承くださいませ。