(この記事は過去に公開されたものの再掲です、製品仕様・価格・在庫状況は現在とおこなりますのでご注意ください)
女性のお客様からのご相談も多い当店。
女性へのオススメはこれが全てでは無いのですが、今回はよくご相談いただく「スカートなんかでも服装を選ばずに乗れますか問題」を解決してくれる車種に限っていくつかご紹介してみようと思います。
今回ご紹介するのはどれもトップチューブ(サドルの前の跨る部分のパイプです)が後ろ下がりになっていて跨ぎやすいフレームデザインになっています。
自転車用語では、ミキストとかスタッガードって言われる種類のフレームです。
紹介するのは、RALEIGH、BRUNO、tokyobike、Grownのそれぞれ女性にもオススメな跨ぎやすいモデル。
余談ですが、こちらもよくご相談いただくお悩み??なのですが、、、
車輪が小さいからって、いっぱい漕がないと進まない、なんてことはないですよー!
少なくとも今回ご紹介する車種で都市部の使用においてスピードが物足りない、なんてことはほぼ無いと思います。
どの車種も前ギヤが普通の自転車よりウンと大きい&後ろギヤも可能な限り小さい物が付いていますので、ペダル1回転で普通よりたくさんグルグル車輪が回ってくれます。(逆に言えばこういう調整ができていない低価格な自転車はいっぱい漕がないと進みません。。。)
さてと、車種のご紹介を・・・
RALEIGH RSM
当店でもトップクラスに売れている自転車ですね。
RALEIGH(ラレーと読みます)はイギリスの超老舗自転車ブランド。
自転車マニアなおじ様も黙らせる歴史あるブランドです。
この先10年・15年・ひょっとすると20年、長くなり続けてお年を召されても色褪せない重みがありますね。
過去のブログでも触れているのですがRALEIGHさんの自転車の作りはとても真面目。細部に渡るまで手抜きやコストカットのないパーツ選びがされています。
例えば、車輪のハブ、ブレーキ、変速ギヤ関係は全てシマノ製です。
信頼できる品質と耐久性、壊れても修理パーツが手に入りやすかったり、長く乗り続けられるポイントになりますね。
その他では泥除けつきというのも大きなポイント。
しかも汎用品のプラスチック製ではなく、ちゃんと英国調のクラシックなデザインに合わせたアルミ製の泥除けです。
あと細かい点ですけど、スタンドはダブルレッグなので駐輪時には自転車が直立してくれます。
写真の車体はご成約車両なのでカゴをオプションで付けていますが、こういう場合、ダブルレッグスタンドならカゴの重みでハンドルがぐるんっってならないのです。気が利いてますね。
今回ご紹介する車種の中では対象となる乗り手の身長はやや高め、身長が普通〜高めの方でもスマートに乗りこなせるのと、しっかりペダルを踏みこめるサイズ感です、身長低めの方は体格に合わせてハンドルやサドルを交換して調整した事例もありますのでお気軽にご相談ください。
BRUNO Mixte
もう結構息の長いロングセラーモデルですね。
名前はミキスト、でも厳密に言えばフレーム形状はスタッガードです。
まぁそんな細かい事はいいじゃないですか・・・可愛いんだから。
フレームサイズはやや小さめなので、小柄な方でも安心してお乗りいただけるサイズ感です。
当店ではオリジナルのがっしりしたスタンドを特別に誂えてチャイルドシート付きのママ向け仕様もご用意しています。(当店だけのオリジナルですよ。)
このモデルは毎年、いろんな色が発売されるのと、パーツの色が銀色系でクラシック感の「シルバーエディション」と黒系パーツで締まった印象の「ブラックエディション」がございます。
毎年カラー展開はコロコロ変わるので売り切れちゃったら終了です。
ネットで見たこの色が欲しくて・・・というお問い合わせも多々お受けしますが、入手できないケースも多いので是非店頭で実物をチェックしてみてください。
長く作られているモデルですが今年度のモデルからこそーっとブレーキが良くなってます。
tokyobike CALIN
今年デビューの新車種ですね。
tokyobikeらしい、シンプル&可愛い色展開で指名買いが多いのも納得です。
この車種の嬉しいところは、今回ご紹介の車種の中では一番ちっさい。って事。
サドルをウンと低くできるようにちょっと小細工すれば、キッズ用20インチを卒業した130cm台後半の身長でもなんとかギリギリ乗れるぐらいです。
小柄な方はもちろんですが、自転車の運転に自信がない方も選択肢に入れてあげてください。
前カゴや泥除けを付けたり、その他パーツをカスタムしたりとかも設計が素直なのとデザインがシンプルなので、割と幅広くなんでもこなせます。
自分だけのお気に入りの1台に仕上げてあげるのがこの自転車の正しい楽しみ方なのかも。
Grown EVERY
こちらも今年デビューの新参者です。
まだご存知ない方も多いとは思いますが、それもそのはずで、第1ロットの生産分はネットやSNSでもほとんどご紹介する間も無くあっという間に完売してしまいました、現在は第2ロットの入荷待ちという状況です。(9~10月入荷予定です)
他のモデルと大きく違うのはハンドルの形状でしょうか。
手前に大きく曲がった「プロムナード」タイプのハンドルです。
サドルに座ってすっと前に手を出せばそこにハンドルがある、という位置関係。
とても安心感ありますね。
このEVERYくんの良いところは、めっちゃ頑丈&めっちゃよく走る。そしてブレーキもよく効く。
要するに全体的にポテンシャルは高いです。
上に挙げたBRUNO Mixteと同じく当店オリジナルのスタンドを併用すればチャイルドシートの取り付けもOKです。
フレームやホイールはとても頑丈に設計してあるのでお子さんを乗せて重量増になっても全然大丈夫。
このモデルにつては僕らも結構な肝いりですので、また後日じっくりご紹介いたしますね。
気になる方は店頭に試乗車もありますので、実物をチェックしてみてくださいね。
RITEWAY GLACIER
今までご紹介しました4車種とはだいぶ雰囲気の違う1台で、ちょっと男性的な雰囲気もありますが、跨りやすいフレームデザインと女性でも全然大丈夫なサイズ感、太いタイヤなどなどかなり安定感あるモデルです。
このGLACIERも実はこれで何世代目かのモデルチェンジを経て今の形になっています。
完成度が高まってきたというか、時代が追いついてきたというか去年あたりからかなり注目されてますね。
カワイイよりカッコイイ、スピードより安定感、スマートよりちょっと個性、を求める方にはオススメです。
見た目とは裏腹にとても乗りやすいのでできれば店頭で一度またがってもらえると嬉しいです。
写真のは去年からのど定番のブラックですが、今年からはシルバー系のパーツを使った明るいカラーも多数出ているので、服装の雰囲気に合わせて選んでもらってもイイかと思います。
キャリアとかいろんなオプション類も受け入れてくれる仕様で作られているのでバチバチに自分らしくカスタムしてあげてください。
と、言う訳でざっと紹介してみました。
最後になって各モデルのお値段を書き忘れていることに気づきましたが、実はどれもほぼ約6万円〜7万円台後半にまとまってます。
要するにこの価格帯で各社が競争しているので、割とコスパに優れたポジションといえるんじゃないかと思います。
このぐらいのグレードの自転車なら、それなりのお手入れで軽く10年は使えますし、性能や安全面も不安はないと思います。
コロナの影響で自転車生活はじめようかな。って仰られる方も増えていますが、それなりにきちんと使える普段乗り自転車ならこれぐらいからがオススメですね。(あ、もっと拘って軽い・早い・快適・カッコイイを目指すならもっと上もご用意しております。)
自分の用途だとどんなのを選んだらイイか解らないと言う方も店頭でお気軽にご相談ください。お待ちしております。