大阪・南堀江と中津のライフスタイル自転車専門店

Moulton TSR-9を載せ替えカスタム。

先日のブログで紹介したラレー RSPのカスタムとほぼ同時進行で実はもう一台、お手持ちの愛車からの載せ替えを進めておりまして、こちらはMoulton TSR-9。
こちらもなかなか渋めのツーリングスタイルの自転車からのパーツ載せ替えで、ノーマルの9速フラットハンドルからフロント2速を追加したドロップハンドルへ。
元になっている自転車がもう長年のこだわりが蓄積されていて細部までかなり選りすぐられたパーツで構成されていましたので、可能な限りこの自転車のパーツを載せ換える、というミッションでありました。
結果的にコンポーネントはもちろん、クイックリリースやチェーン、ワイヤーガイドまで!できる限り移植となりました。
なかなかの作業工数であります(苦笑)

ベース車両は現代Moultonのベーシックモデル「TSR-9」。
シンプルなフレームデザインと高いフレーム剛性で”モールトンらしさ”を感じるには十分すぎるバランスの良い自転車です。

今回は純正オプションの前後キャリアも装備してかなり良い感じのツーリング仕様の風格になっています。
最近はフロントラックが人気ですね。決して新商品ではないのですが、逆に時代が追いついてきた感ありますね。

ハンドルはミニベロにも相性バッチリのDixnaのバンディーハンドル。
超コンパクトな曲がりなのでミニベロに付けても頭デッカチにならないのが良いです。
操作系はGevenalleのレバーにダイアコンペ のフリクションというかなりトリッキーな組み合わせ。
操作感やメンテナンス性も実は良いんですが、見た目にもインパクトあって良いですね。
見た目的にSTIレバーを使いたくない方や、自転車の仕様面でSTIレバーが使えない場合の参考にしてみてはどうでしょう?

その他もオーナーさんのこだわり&思い入れあるパーツを可能な限り投入しています。
そんなこんなで2ヶ月近くもかかってしまいましたが、良い感じに仕上がりましてご納車となりました。

お持ちのパーツや自転車を使っての載せ替えカスタムも承っております。
コロナの影響でパーツの入手が日に日に難しくなっておりますので、こんなカスタムも是非ご検討くださいませ。
ご相談お待ちしております。