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KUWAHARA NOVA24 これはみんなが待ってた1台じゃないか?

もうすぐ入荷予定なんですが、まだ予約枠あります!

オールドスクールBMXといえばKUWAHARA!なんですが、ご存じない方に説明しておくと80年代のBMXブーム(アメリカを中心に世界中に広がったブームです)で本場アメリカのBMXシーンで一番クールなブランドが日本のKUWAHARAだったんです。
KUWAHARAのBMXといえば映画「E.T」でもエリオット少年たちが乗ってましたが、映画で使うにあたってキャストの男の子たちにどのBMXがいいか尋ねたところ全会一致でKUWAHARAだったとか。
ちなみに今年入荷したE.Tの40周年記念モデルのBMXは割り当てが少なかったこともあって秒速で売り切れました。

そんな80年台に活躍したKUWAHARAのBMX「NOVA」が24インチ(オリジナルは20インチね。)になって復刻です。
しかもキャストホイール(金属スポークじゃなくてプラスチックみたいなホイールのことね。)が標準装備!!!というびっくりするぐらいクールな設定なんですよ。

80年代のBMXは今と違ってレースが主体、っていうかパークやフリースタイルはまだ競技として十分に確立していなかった時代です。
新素材や軽量化を模索していた当時の雰囲気がカッコ良いですよね
NOVAに関しては当時は軽量がウリの機種だったようです。現代のBMXに比べるとずーっと重いですけど(笑)

ではちょっとNOVAの見どころを説明しておきますね。

まずは全体像。

とにかく注目してほしいのはパイプの細さ。パイプの細さ。細さよ。(しつこい)
これぞ80’s これぞKUWAHARA なシルエットの美しさのポイントがこの細さです。
ガセット(前三角の先端の補強)が無いのもスッキリしていて綺麗ですね。

次の注目ポイントは「ループエンド」

後ろ三角の終端はパイプをぐーっと曲げて作られいます。
溶接の接点が少ないので堅強なんですが、複雑な曲げ加工が必要なのと、使用する部材も通常より長いパイプが必要なので作りにくいのです。
よっぽどこだわってないと現代のBMXでは採用しない作り方です。

続いて「キャストホイール」

金属スポークじゃなくて強化プラスチックで作られた5スポークのホイールです。
まさに80年代を象徴するパーツと言って良いと思います。
24インチなのでかなり迫力ありますね。
形状こそ当時のまんま、例のプラスチック製ですが、実はベアリングは近代的なシールドベアリングに変えられています。
見た目に反してよく回りますよ。
単品で購入すると4〜5万円ぐらいのパーツなのでこれが標準装備ってかなりお買い得だと思います。

24インチならではのパーツ構成。

他の見どころとしては、オリジナルが20インチのNOVAに対して今回は24インチなので、サドルは角度調整ができてゆったり座れるようになっていたり、ブレーキもVブレーキでしっかり効いてくれるので実用性もあります。
当時のそのまんまレース仕様の20インチもビンテージ感あってかっこいいですが、街乗りにも使いやすい24インチならではのパーツ構成も考えてくれているのは嬉しいですね。

カラーはブラック、ホワイト、そしてCP!

危うく書き忘れるところでした。
そうなんです「CP」カラーが用意されています。
CPっていうのはメッキ加工のこと。
フレームの表面を塗装ではなく金属の膜をつける加工のことで、塗装に比べて傷・汚れに強くてキラキラと綺麗です。
ただこちらも現代ではコストの問題や加工できる工場が少なかったりと、ループエンドの加工と同様によほどのこだわりが無いと採用されない表面加工になります。
多分このCPカラーのモデルが一番人気になると思いますのでCP狙いの方は早めにお声がけください。

ご予約受付中です。

価格は、ブラック、ホワイトが104,500円 (税込)、CPが115,500円です。
入荷は11月上旬以降の予定になっています。
各色とも今ならまだ数台の予約枠が残っています。
24インチで非常に”使える”1台ですので持っといて損はないと思いますよ。