その歴史はめちゃくちゃ長い(パシュレー社はもうすぐ100年目を迎えます)のですが、出荷台数の少なさゆえまだまだご存じない方も多いかもしれませんね。
英国のクラシカルな自転車作りを現代でも貫いている歴史ある会社です。
ここ最近は年1回ぐらいのペースでしか入荷していません。
現在店頭に置いているのはパシュレーを代表する2車種、ROAD STARとGUV’NOR(ガバナー)の2車種。
ROAD STARは以前にもこのブログでご紹介していますが、英国紳士の自転車。
対してGUV’NORの方はシンプルで現代のスポーツ自転車と比較すると無骨と言っても差し障りないような一本芯の通った気骨あるモデルです。
こちらがガバナー。
ハンドル形状は「マスターシュバー」と言って”マスターシュ”=”口ひげ”の形状です。
この形状が深く下がるとドロップハンドル、上下が逆になるとプロムナードとなるわけです。
変速は内装3段で、ブレーキは前後ともバンドブレーキ!
もちろん英国スターメーアーチャー製のパーツです。
フレーム素材はこちらも英国ブランド「レイノルズ531」。
この素材自体もパシュレー社創立当初から存在する歴史あるパイプです。
歴史も質感も重めです。
こちらはロードスター。
僕はこれ以上”紳士”という言葉が似合う自転車を知りません。
プロムナードハンドルにドレスガード、空気入れも付属。
サドルはバネ付き(びっくりするぐらい重い)です。
写真の通常モデル「ロードスター クラシック」とハブダイナモライトやカギが標準装備された「ロードスター ソブリン」の2車種が用意されています。
とりあえず店頭にあるのはこの2車種とそれぞれの色違いですが、他のモデルやサイズ違いのご用意も今なら間に合いますので、在庫があるうちにお声がけいただければ幸いです。