2度目の緊急事態宣言になりましたが、自転車屋としましては普段と変わらずいつも通り営業しております。
さてこんな真冬でしかも不要不急の外出を自粛となると自転車や各店がお勧めしますのがレストアやオーバホールなどでありまして。
春や秋に比べて少し時間の余裕を作りやすい時期なので、レストアやオーバーホールなど大きな作業もしっかり対応できるわけです。
そして早速頂きましたのがこちら、Moulton APB。90年代前半ぐらいの生まれだと思います。
なかなかやり甲斐ありそうな雰囲気でしょ?
サスペンションのスプリングがヘタっていてコシが抜けたような感触でしたので、スプリングや関節部分のパーツを新品に交換いたします。
諸般の事情によりフロント部分のみの写真になっていますが、他には前後車輪の交換とリアドライブトレインをまるっと2020年代のパーツに載せ替えてまだまだ走って頂きます。
Moultonの場合、APBやAMなんかでしたらサスペンション周りの消耗品、スプリングやワッシャー、ピストンなどが今でも入手可能です。
しかも国内輸入元のダイナベクターさんが在庫持ってくれているので、1週間もしないうちに手に入っちゃう。
30年前の自転車としてはかなり神がかっていると思いませんか?
そんなわけでこちらも約1週間で作業完了。
一部現在のパーツがそのまま付かないとか、固着してる部品があったりとか困難もありますが、まぁそれぐらいは僕らにとっては想定内。作業そのものは半日レベルです。
こんな感じでお手入れ次第ではまだまだ現役で走ってくれるモールトン。
購入した当初とは生活スタイルも異なっているでしょうし、今乗りたい仕様でガラッと違う雰囲気に変えてみるのもお勧めですよ。
っていう内容で姉妹店のvelo style TICKETさんもブログをしたためております。ご興味ある方はぜひご高覧くださいませ。
あ、もちろんモールトン以外の車種も歓迎です。
例えばBRUNOやKHSなんかも割とオーバーホールでお持ち込みになられるケースが多いです。
もちろん作業内容次第では新しい自転車を買ったほうが安上がりな場合もありますので、その辺りはご予算に合わせてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。