雨なので室内撮影が続いております。。。
今朝からE.B.SのLEAF LONGを組み立てていました。
雨なので作業がサクサク進みます。。。(日曜なので微妙な心境です)
今回組んでいるのは、珍しく在庫車。
ハンドメイド&セミオーダー車なので基本的にはオーダーをお受けしてからご用意することが多いE.B.Sの自転車ですが、今年からお子さんの送り迎えのために”今すぐ欲しいんです!”という方のために1台ご用意してみました。
カラーは僕の好みでもあるんですけど、水色でご用意させて頂きました。
個人的には水色&シルバーパーツの組み合わせが好きでして、昔こんな色のフィアットに乗ってました。40代のおじさんが乗るには可愛すぎましたね。。。
フロントラックとリアキャリアも同色でセットしています。
気に入っていただけると嬉しいのですが。
ではではここでこのLEAF LONGについてあらためてご紹介させて頂きます。
もともとE.B.SではLEAF451っていう女性でも跨ぎやすいフレームデザインでスラリとした細身のフレームが美しい街乗りモデルがあるんですけど、このLEAF LONGはフレームを前後に少し長くして、個々のパイプの強度も強くしています。そしてホイールも少し太めのタイヤが使える406サイズの20インチに変更しています。
要はチャイルドシートを付けても窮屈じゃないフレームの長さとお子さんと荷物の荷重にも安心して使える強度をプラスしました、っていう感じです。
サドルとハンドルの距離はしっかり広めにとって、前のせチャイルドシートが付いても自然に乗れるようにしていますが、ハンドルが遠すぎないように手前に大きく曲がったハンドルバーが標準設定です。
写真の車体で使っているチャイルドシートはオランダのBobike社のもので、シンプルで優しい曲線と温かめの色使いがオランダっぽい雰囲気で可愛いです。
小ぶりなデザインなので日本人の体格でも運転しやすいのも人気のポイントかと思います。
あとこの写真の車体は8段変速にしています。性能とメンテナンス頻度の低さ、価格を考えると街乗りだと今は8段が一番使いやすいと思っています。(別途オーダーいただければ9〜11段でも取り付け可能です)変速レバーはお子さんを乗せた際でも一番ストレスが少ないように指先だけで操作できるラピッドファイヤータイプのレバーを採用してみました。
子乗せ自転車の場合、実は結構大事なのがブレーキ。
お子さんプラス荷物が増えますので重くなった自転車を安全に停止させるにはそれなりにしっかりしたブレーキを使う必要があります。
加えて言えば、乗られる方の多くは女性ですから女性の握力でも余裕を持って止まれる性能が必要ですよね。
というわけで、シマノ製のVブレーキを使っています。
Vブレーキっていうのは少し前までマウンテンバイクに採用されていたブレーキ形式で軽い力でしっかり効くのが利点です。
今のマウンテンバイクは全てさらに強力なディスクブレーキになっていますが、こちらの場合、メンテナンス性が若干劣るのでVブレーキが一番バランスのいい存在と言えますね。
意外と大手メーカーさんの子乗せ自転車でもブレーキはいまいちな仕組みだったり、どこのメーカーだかわからない物が付いていたりしますので、坂道の多いところに住んでいる僕はいつもヒヤヒヤしながら見ています。
あ、ちょっと理屈っぽい説明をだらだらとしちゃいましたね。
今回は珍しく在庫でこんなモデルを作ってみましたが、お時間に余裕がある方はお好みの色(数百色から選べます)やちょっとパーツにこだわってみたりして、自分ごのみの1台に仕上げてみてください。
今なら2ヶ月ぐらい、タイミングが良ければ1ヶ月ぐらいで制作いたします。
専門知識は不要ですよ。インスタで見つけた可愛い自転車の写真とか、理想のスタイルを思い描いて頂ければ僕らが全力でお好みに合うご提案をいたします。
とりあえず、水色悪くないもね、と少しでも感じた方は店頭で実物にまたがってみてください。
もうすぐ冬も終わりますし、今のうちに手に入れていただければ春からお子さんと一緒にサイクリングに出かけられますよ。