本当は去年の年末のブログをこの1台で締めくくろうと思っていたのですが、モールトンの値上げだったり、年始のセール準備(おかげさまで好評です)でやむなく年を越しまして。。。
E.B.S、HORIZONTAL 451であります。
ご存知の方もあるかと思いますが、E.B.Sと当店は同じグループ傘下の会社でして、当店のようにミニベロに関しては一言も二言もあるお店と、今日ご紹介のホリゾンタル451のようなド本気のミニベロを作っているE.B.S、実はリンクしているんですね。覚えていてもらえたら嬉しいです。
(ちなみに姉妹店の東京・銀座のTICKETはアドベンチャー系な等も得意です。)
さて今回のご紹介車両ですが、人気のカラーで仕上げてみました。
「マットパーカーRAWフィニッシュ」という仕上げです。
日本語にすると、「艶のない、リン酸塩で防錆処理したそのままの鉄の色」ということになります。(逆に解りにくい。。。)
”RAWフィニッシュ”は自転車好きな方ならちょいちょい耳にしたことはあるかもしれませんが、”RAW=生のまま”という意味なので金属の素地そのままの仕上げ(実際には磨き&クリアコートです)になりますが、写真のマットパーカーRAWだと、金属の防錆の為に”パーカライジング”というリン酸塩による防錆処理を施したもののままつや消しのクリアコートをした状態になります。
通常のRAWに比べると重みのある独特の質感になります。
溶接跡や金属の風合いは残っています。もちろん防錆性能も通常のRAWに比べると格段に安心感あります。
仕上がりの雰囲気は、男前っぽい素材感もあり、見方によってはアンティークな風合いでもあり、何と言っても溶接の具合が透けて見えるので、いつまで眺めてても飽きない味のある雰囲気です。
今回はこの「素」の金属を感じさせるクロモリフレームをシンプルなパーツで構成してみました。
ホイールは韋駄天のパラレルレース。
極細少スポーク構成に軽量ハブというレーシーなルックスですが、素材感あるフレームとの見た目のコントラストも良い感じです。
その他のパーツも極力シンプルに。
ドライブトレインはフロントシングル × リア10s です。
10sをチョイスすることでシフトレバーはShimanoの旧デュラエースが使えます。11sも9s、8sもレバーのつまみ部分がプラスチックでややこのフレームには不似合いなので10sが正解かも、って思ってます。
ちなみにリアディレーラーは敢えてのMicroShift製です。
アルミの質感が綺麗ですからね。この質感は現在この製品しかないんです。
店頭ではこの状態で展示しています。
少々の仕様変更は可能ですので、ご要望ございましたらご購入時に部品交換してお渡しも可能です。
フレームカラーはどうしても写真でお伝えするのが限界がありますので、きになる方は是非店頭でご覧くださいませ。