ミニベロ&街乗り自転車専門店(たまに大きなスポーツ車もやります)な当店、僕らがおすすめする最高に美しくて、スポーツ自転車みたいにとてもよく走る、皆さんに乗って頂きたい自転車です。
京都に工房を構えるE.B.SのLEAF451です。
車名にある451はタイヤサイズの意味で、20インチ(20インチには2種サイズがありまして)の大きくて安定感ある方のサイズを使っています。
この車種の最大の面白みはフレーム素材の妙。
福島県のカイセイ社のパイプを使っています。
これは基本的にスポーツ車に使うパイプで、街乗り自転車の基準で言うと超超極薄な”最薄部0.6ミリ”という軽量パイプを使っています。
これにより軽さと漕いだ力をバランスよく動力に変えるフレームの”しなり”を生み出します。本当に乗った瞬間に違いがわかる自転車ですよ。
E.B.Sの自転車は基本的にフレーム販売なので、この形のフレームに色とパーツの組み合わせを選んでオリジナルの1台を作り上げる、という買い方になります。
こう言ってしまうとまるでテーラーでスーツを仕立てるみたいなちょっと敷居が高い感じがしますが、例えば今回ご紹介している店頭在庫車何かを捕まえてもらえるとかなりお得に乗り始めてもらえます。
日常使いだけどちょっと気取った雰囲気にしてみました。
今回店頭販売用に組み立てた1台は、革サドルとオポジット(逆引き)ブレーキレバーにちょっと細めのタイヤでちょっと気取ってスマートに乗れる、そんな雰囲気ですね。
ハンドル周りはあまり見慣れない感じの逆引きレバーになっていますが、これを使うことでハンドル周りがとてもスッキリしてシンプル&クラシカルな雰囲気になります。見た目に反してとても扱いやすいので僕は割とおすすめしています。
タイヤも敢えてほんの気持ち細めをチョイス、全体の雰囲気がキリッとして上品な佇まいになりますね。
よく細めの溝のないタイヤだと滑ります?とか聞かれますが、普通に走っている限りは何も心配ないですよ。むしろ無名ブランドの低価格タイヤとか、色付きタイヤの方が怖かったりします。
あと余談ですが、このLEAF451をはじめウチで扱っている自転車はきちんとパーツ選びをされているので”タイヤがちっちゃいからいっぱい漕がなきゃ・・・”なんて心配は一切不要ですよ。ペダル1回転で進む距離は大きい車輪のクロスバイクとだいたい同じぐらいとお考えください。
街乗りだけどスポーティな走り。
組み立て整備後の確認で毎回少し試乗するんですが、LEAF451はいつも乗ってて本当に気持ちいいです。
フレーム素材の良さからだと思いますが、スイスイ加速してスピードがなかなか頭打ちしないで気持ちよくスピードが出ます。
街乗りだけに使うにはややオーバースペックな走行性能ですけど、これぐらいの余裕があると日々の外出も快適で楽しくなります。
あまり重要ではないのですが、車体重量も測ってみました。
実測で10.2キロ。Brooksのサドルなんかは割と重めですので、このパーツ構成でこの重量なら上出来ですね。(素材のせいもあって実際に乗った感覚としてはもっと軽く感じると思います)
あまり頑張らなくても少々軽めのパーツ選びをしていけば9キロ台で仕上げるのも簡単です。
例えば、プラス3万円ほどで軽量ホイールにしてみるとか、もオススメです。
あと、最後になりましたが、大切な販売価格です。
はっきり言いましてめちゃくちゃ安い、168,000円(税別)で販売いたします。
通常、これに近い構成でオーダーをお受けした場合はざっくり18万円台後半ぐらいにはなりますが今回は店頭展示で、パーツチョイスも当店のストックから出していますのでこの価格です。
もちろん1台限定。お急ぎくださいませ。
店頭にはまだフレームの状態のLEAF451が2台ありますので、こだわりパーツで組み上げたい方はこちらもご検討ください。
あと実はもう1台完成車のお買い得車をご用意する予定なんですが・・・こちらは日を改めてご紹介できると思います。