先日のブログで紹介しましたFloat451Sのフレームを組み上げてみました。
実は過去にもFloat451をRAWフィニッシュで組んだ事例は結構あるのですが、何度見ても素晴らしく雰囲気のいい1台に仕上がっています。
RAWの質感にシルバーパーツ、レザーサドル。小細工のないこの雰囲気がたまりません。
僕はE.B.Sの持つ性格の一つに「道具っぽさ」があると勝手に思っています。
LEAF LONGのような実用的なモデルやカーゴバイクも作っているからなのか、競技者から作り手に転身したチーフビルダーの佐々木さんらしい実用主義を感じさせる雰囲気からなのか、過度な装飾や必要以上の作り込みはありませんが、実直に使っていて楽しいいい仕事をする自転車だと思っています。
今日ご紹介するこの1台も、RAWフィニッシュにした事でその道具っぽい性格がより感じて頂けるのではないかと思っています。
見ようによっては無骨や素朴と言う言葉が連想されるRAWフィニッシュですが、いい素材と、職人の手仕事、ブランドやモデル設計思想などいろんな要素が合わさる事でとても深みのある表情が出ていると思います。
今回は割とオーソドックスな組み方で、ダイアコンペのハブで組んだホイール、スギノのクランク、日東のステムハンドルと日本製品多めですが、サドルはブルックスのスイフトです。
ペダル別売ですが、展示車に限り230,000円+税で販売致します。サイズはSサイズです。
先日紹介したMサイズの方もまだフレームの状態で在庫していますのでご希望の方はご相談ください。