はい、中津店よりナカでございます。
本日もまたSURLYの紹介します。
本日の ご紹介はPREAMBLE(プリアンブル)
SURLYのラインナップでは最も最近発表されたモデルですが、、、初めて見た時にはニヤリとしてしまいましたね。僕は。
今まではもっとスポーツ車寄りなモデルをコミューター(街乗り車)的な使い方で乗られている方も多かったSURLYですが、最初からコミューターですよ、っていうコンセプトで出してきたものですから、僕らみたいなコミューターが得意なショップとしては、いよいよ本命か?ってな感じです。
「ハードボイルドなスチール製コミューター」←メーカーHPより
今回の入荷はフラットバーの完成車です。
他にドロップハンドルの完成車とフレーム&フォークの単体販売がございます。
スペック面をおさらいしてみると、フラットバーにフロントシングルxリア8段変速、ブレーキは機械式ディスクブレーキ、タイヤは太くも細くもない27.5×1.35インチ、となっております。
タイヤは一般的なクロスバイクよりも少し太くて直径が小さい27.5×1.35インチです。
ママチャリの26インチと27インチのちょうど真ん中ぐらいって感じですね。
ホイール周りはSURLYの他のモデルに比べるとかなり地味な印象ですが、コミューターとしての究極ってこの辺りのサイズなんだと思います。
ギヤ周りはマイクロシフトの9段変速。
フロントギヤ40tに対して後ろは12-42t。大阪みたいな平地ばっかりの街では完全にオーバースペックですけど、東京みたいな坂道多めだと42tってきっと役立つんでしょうね。
フロントフォークのデザインが完全ストレートかつダボ穴いっぱい、ってところにSURLYらしい気骨を感じます。
コミューターこそユーティリティ性が高くなければ楽しくないですよね。
他のスペックも特筆すべきほどな部分は何もないんですけど、SURLYらしいそこそこしっかりしたクロモリパイプで構成されたダイヤモンドフレームは常に安心感を伴ってしっかり仕事をしてくれますし、全てにおいてこれ以上のハイスペックを無駄に求めない乗り手主義の思想を感じさせてくれます。
ちなみに完成車価格は168300円(税込)。あれ?SURLYってこんな安かったですっけ??
もちろん日本の一般的な自転車の価格に比べれば高価ですが、他メーカーでもちょっとイケてる車種だと10万円前後はしてしまう昨今にこの価格はなかなかのインパクトですよね。
製造コストと睨めっこしながら見せかけのハイスペックでバリュー感を追い求めるメーカーさんとは違いコミューターにはこのスペック、という乗り手の思想ありきで設計して「はいこの価格でどうぞ」ていう最もわかりやすく乗り手に寄り添った考え方だと思います。
SURLYが人気なのはこういう乗り手主義な考え方が根底にあるからだと思います。
こんな感じで、SURLYの他のモデルに比べると些か派手さに欠ける大人しめでマジメ君なモデルですが、SURLYらしい拡張性は十分に秘めていますので、フェンダーやラックの取り付けや片ドル周りなどのカスタマイズも僕らは日々アイデアを練っております。
価格も抑えめなモデルなので自分の好みやライフスタイルに合わせて手を加えてもらっても楽しいと思いますよ。