大阪・南堀江と中津のライフスタイル自転車専門店

ARAYA MuddyFox CXM

ちょっとご紹介が遅れましてすみません。
個人的には大好物なARAYA MuddyFox CXM、少し前に届いておりました。

ミニベロで”ちゃんと”遊べる系自転車というちょっと面白いジャンルの自転車ですね、同じARAYAさんの20インチマウンテンバイクMFMに続いての第2弾となるかと思います。

CXMという車名は、CX=シクロクロスとM=ミニベロっていう意味ですね。
そもそもシクロクロス車ってとても守備範囲の広い自転車でオンロードもちょっとしたオフロードもこなせて、扱いやすい自転車なので、シクロクロスなので競技車?とか本格スポーツ用?とかあまり意識せずに普段使いからスポーツまで幅広く使ってもらえたら嬉しいです。
実際僕自身も数年前までそこそこ頑張ってシクロクロスのレースに出てましたが、その時の自転車は今は普段使いや友達とのツーリングなどオンロード・オフロードを問わず自由に使ってる感じです。

ちょっと詳細も見ていきますね。
まずフレームサイズは1サイズのみになります。
シートチューブが480mmなので、ドンピシャのサイズ感で乗りたい方なら170cm前後の方がちょうどいい感じでしょうか。
とはいえ、個人的にはせっかくの”ちゃんと”遊べる系の自転車なので気持ち小さめのサイズ感でアグレッシブに扱うのもおすすめです。
変速系はshimano クラリス。フロント2速×リア8速のシマノさんのラインナップでいうと街乗り〜スポーツまでをカバーする範囲になります。個人的にはブラケットの握りやすさはもうこのグレードでまったく文句なしです。
(逆にいうとクラリスより下のグレードとは結構使いやすさに開きが出ます)
変速の段数が変わったからといって自転車が早くなるわけでは(端的にいうと)ありませんので、扱いやすさって非常に重要ですし、このグレードの製品にこそこの扱いやすさを投入してくれたシマノさんの意気込みもなかなかなものだと思います。
ちなみに変速系でいうとフロント変速にはARAYAさん設計のRALEIGHの自転車にもついている”あの棒”も装備されています。こういった真面目な設計がARAYAさんの魅力ですね。
あと、これはぜひ意識して欲しいんですが、個人的にもグッときたのがワイヤーのルーティング。
フロント・リアの変速ワイヤーがトップチューブからのルーティングになります。ロードバイクっぽいミニベロの場合はダウンチューブ側からワイヤーを這わす事が多いんですが、シクロクロスって自転車を担ぐ時に邪魔になるのと泥の影響を受けやすいのでトップチューブ側からワイヤーを這わせる事が多いんです。その辺も踏襲されているのもちょっと嬉しいですね。

個人的にはホイールやクランクをもう少し上等な物にカスタムしてあげればもっと楽しく、本気で遊べる仕様になるんじゃないかと思っています。
あとは乗られる方のご用途次第で、キャリアや泥除けをつけてツーリング仕様にするもよし、細めのタイヤに変えてディスクロードっぽくしてもよし、406サイズのホイールにインチダウン+さらに太めのタイヤに変えても面白いかも、とか楽しみ方の幅が広いモデルなので自分だけの1台に仕上げてもらえたら嬉しいです。

ちなみに価格は108,000円(税別)。
この装備でARAYAさんのバテッド菅とクオリティを考えれば十分魅力的な価格設定だと思います。