大阪・南堀江と中津のライフスタイル自転車専門店

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持ち込みフレームの続き。

持ち込みフレームの続き。

Custom, SURLY, 大径車(26インチ〜)
こんにちは、前回の続きです。 前回は仮組までして、ポジションを合わせようって感じで終わってましたよね。あの後追加の持ち込みパーツを持ってきてもらった時に、ポジションの確認をしました。これで、あとは各部調整して完成まで持っていきます! ここからは各部のパーツを紹介しながら、選んだ経緯もお話ししようと思います。 ホイール ホイールはフレーム以外で一番の大物パーツなので、まず初めに決めちゃいます。 今回は値段を抑えたかったので、お金のかかりがちなホイールをしっかり削ることにしました。使ったのはEBSのパッケージを作るときに使っている完組ホイール。シルバーの完組ホイールは選択肢がほとんどないので、当店で手に入りやすいホイールを選びました。基本は単品販売はしていませんが、バラ完などの時には提案させてもらう事があります。 タイヤ お次はホイールに付けるタイヤ。タイヤはお客さんのこだわりで、グレーでスキンサイドのタイヤがいいとのこと。 多くの人はこの条件で「FAIRWEATHER」と「ULTRADYNAMICO」が思い浮かぶと思います。太さやデザインを見て今回はウルトラダイナミコで決定。グリップ力の必要な前輪に「ROSE」、より転がり抵抗を減らすために後輪に「CAVA」という前後前後で異なるパターンのタイヤを選んでいただきました。 コンポーネント コンポ周りは基本的には持ち込みパーツを使用。ケンタウルのカーボンクランクやヴェローチェのディレイラー、SHIMANOのスプロケをミックス。シフトレバーをダイアコンペのWレバーにしているので、メーカーがバラバラでもしっかり動作します! サーリーにカンパはなかなか珍しい組み合わせですが、カーボンクランクがかっこいいですね。ちなみにフロント...
持ち込みフレーム。〜バラ完の流れ〜

持ち込みフレーム。〜バラ完の流れ〜

SURLY, 大径車(26インチ〜)
こんにちは、宮内です! 現在進行形で組み立てをしている、持ち込みフレームの話を少し。フレームからバラ完するときの流れを簡単にですが、ご紹介します!当店ではフレームやパーツの持ち込みでの組み立ても承っていますのでぜひ! フレーム 今回持ち込まれたのは、「SURLY CROSS-CHECK」現在は販売が終了してしまっている、サーリーの名車です。 その他にもカンパニョーロのクランク、ディレイラーなどもお持ち込みいただいたのでそれをベースに、他に必要なパーツは当店で揃えていただきました。 方向性を決める 方向性とはいってますが、要は予算です。どんな人でも自転車を買うにあたって自分の中で予算を考えていると思います。その予算によってどのくらいのグレードの自転車に仕上げるかが決まってきます。 そして今回の予算は12万円くらいで相談をいただきました。それを聞いてどんなパーツ構成にしようか考えるんですが、カンパニョーロのスプロケットを使おうと思うとどうしても予算を大きくオーバーしてしまうんですよね。そこで持ち込みのパーツを全て使うのではなく、一部のみ使って予算内に収めようと考えました。 持ち込みのクランク、Rディレイラー、Fディレイラー、スプロケット、エルゴパワーレバー、このなかでスプロケットはホイールの選択肢の関係でシマノに変更は必須。 でもシマノとカンパニョーロは互換性がないので、ディレイラーやクランクも変えるのか?と思いきや世の中には互換性の壁を無かったことにする魔法のパーツがあります。それがフリクションタイプのシフトレバーです。 今のシフトレバーが登場する前から存在する、Wレバーと言われるタイプのシフトレバー。ただワイヤーを引っ張るだけの構造なので、これを使えばどんなパーツの組み合わせでも使...
FUJI STAUT CUSTOM!!

FUJI STAUT CUSTOM!!

Custom, FUJI, Mini velo
こんにちは宮内です! 本日ご紹介するのは個人的に自信作。FUJI STAUTのカスタムです! どうですか?カッコよくないですか? 今回カスタムしたのは3箇所。 一つ目はタイヤ。標準で付いているのは20×1.95インチの太さですが、スタウトはクリアランスがかなり広いので可能な限り太いタイヤにしたいということでカスタム。使用したのは20×2.6インチのタイヤ。このサイズのタイヤは通常の国内での流通はほとんどなくて、探すのに苦労しましたが装着して満足のいく太さになりました。写真だと分かりにくいかもしれないですが、実際に見るとその差は歴然です。 二つ目はクランク。 標準では梨地のクランクセットですが、見た目が気に入らなかったのでカスタムしました。装着したのはSUGINOのクランクでチェーンリングはGROWNのナローワイド42tシルバー。チェーンリングの歯数はタイヤの太さに合わせて、42tにしてみました。速度はそこまで出ないですが、必要十分です。 三つ目はハンドル。 使用したのはSURLY Corner Barというハンドルです。独特な形状のハンドルで、マウンテンバイク用のドロップハンドルという位置付けのハンドル。ハンドル幅も狭すぎず広すぎず丁度いい感じで、乗った感じ見た目ほど前傾にはならないので普段使いも行けちゃいそうです。何よりこの異質な感じが極太タイヤのミニベロという異質な自転車にマッチして、かなり変態的な自転車に仕上がったんじゃないでしょうか。 スタウトは今のところ在庫も潤沢にありますので、今回のカスタムとはまた違ったカスタムのご相談もお待ちしております!今回紹介した車体は店頭で展示していますので、そのままこの使用でご納車...