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タグ: コットンバーテープ

ニス塗りについて

ニス塗りについて

Custom, ハンドルバー
こんにちは、宮内です! 前回ご紹介したストロールで少し触れたニス塗りについて、詳しく語りたいので気になる方は読んでみてください。 そもそも何でニスを塗るのか?機能面で言うと耐久性、耐水性の向上などが挙げられます。でも一番の目的は見た目だったり質感といったビジュアル面が大きいのではないでしょうか。 最近は、カラーのコットンテープに軽くニスを塗る程度のものが流行っているように感じますが、昔から行われていたニス塗りといえば10何回と重ね塗りを繰り返して、ツヤツヤの光沢を出すのが一般的だったと思われます。←ニス塗り自体がそもそも一般的ではないですが。 それで言うとこのストロールは比較的、伝統的なスタイルに近いのではないかと思います。 これがストロールに施工したコットンバーテープにニスを塗った状態です。今回は合計4回厚めに塗っています。 4回だと少ないように感じるかもしれませんが、今回使ったニスは最初から液体の状態で販売していた物なので、伝統的なスタイルのニスよりも色が濃い傾向にあります。そのため4回でもしっかり色がついているわけですね。 ベースのコットンテープは白を使っていて、ニス自体に色がついてるのでそれを活かす作戦。最初はコットンがニスを吸うので、結構な量のニスを使用しました。一台分あればいいと思って50ml入りのニスを仕入れたのですが、このときは足りるか心配になっていましたね、最終的にはギリギリ足りたのでよかったです。 そして1回目の乾燥でこんな感じの色合いになりました。色は薄く染まっているくらいで、ツヤはありません。カラーのコットンテープを使う場合はここでやめるかもう一回塗るくらいでちょうどいいと思います。 触った感じはまだコットンの触り心地が...
FUJI STROLL

FUJI STROLL

Custom, FUJI, 大径車(26インチ〜)
こんにちは、宮内です! 今回はFUJI STROLLをカスタムしましたので、細かくご紹介!どんな理由でパーツをアッセンブルしたのかもできるだけ書いてみます。 早速ですが全体像はこんな感じ。 54サイズのシルバーをブラウンパーツでシンプルにカスタム。ただシンプルながらに細かいところにこだわっているので詳しく書いていきます。 ハンドル周り ハンドルバー カスタムの定番、ハンドル。色々候補はあったんですが、展示車なので人気のあるプロムナードハンドルに絞りました。ただこのカスタムは乗ってスピード感を感じられるようなカスタムにしたくて、のんびり走るというよりは、ある程度スピードを出して軽快に走るという感じ。 そんな感じでハンドルを選びながら「プロムナードハンドルなのに、スピードを出して楽しい自転車」という自転車全体のコンセプトを決めました。 最初に考えたのは日東の「albatross bar」というセミドロップのような形状のハンドルでした。ただこのハンドルが残り1点で展示用に使っていいものかと悩んでいたところ思いついたのが 「losco bar」です。 このハンドルはBOSCO BARというハンドルのローライズバージョンとして登場しているモデル。ライズが低めに設定されているのがポイントで、スタイリングと快適性の両立ができます。 ステム プロムナードハンドルの場合ステムは130mmや120mmの長いものを使うのが一般的です。今回も例に漏れず日東の130mmのステムを使用。そして今回のコンセプトに合わせて、コラム長を150mmにして最大まで下に下げています。スピード感を感じるためにできるだけ前傾になる方がいいと考えて、いわゆる近くて低いハンドル位置を目指しました。...