MOULTON TSR-9の在庫車が入荷しました。
今日の昼ごろのインスタグラムで先走ってUPしてしまいましたが、モールトンTSR-9が2台入荷しました。
一台はモスグリーンの分割フレーム、もう一台はホワイトで非分割です。
モスグリーンは今店頭在庫にもある英国らしさ満点の濃いブリティッシュグリーンよりもかなり明るく軽快な印象。個人的に大好きなクルマのmini(言わずもがなモールトン博士繋がり)のアーモンドグリーンに似ています。(少々明るめかな?)
ホワイトの方はオフホワイトとまでは行かない程度の少し柔らかめの白です。
エレガントな印象ですが、レザーサドルにしてみたりパーツの色使いでぐっと印象が変わりそうです。
TSR-9は英国パシュレイ社の工場で作られる、言うなれば最もお求めやすいエントリークラスのモールトンですが、モールトンの最大の特徴?(←?の意味は後述)であるサスペンションは上位機種で本家の工場で作られる所謂「お城製」のAMシリーズとほぼ共通のパーツで作られています。
上の特徴に「?」を付けたのは、もちろん見た目にかなり特徴のあるサスペンションでそのしなやかさは他の自転車にはないモールトンだけの乗り味を提供してくれます。でも私がいつも感心するのはやはりトラス構造のフレーム本体。
この構造のおかげでミニベロにしてはとんでもなく剛性が高いです。分割モデルであっても非常に安心感のある剛性感で、一回り大きな自転車に乗っているかのような気にさせてくれます。
そのフレーム剛性があってはじめてあの特徴あるサスペンションが活きてくるというか、絶妙なバランスを生んでいる訳です。
説明が長くなりましたが、今回の入荷はモスグリーンとホワイト。
11月に英ポンドの下落に合わせて価格改定がありましたので分割モデルは25万円、非分割モデルに至っては22万円とかなりお求めやすくなっています。(価格改定前に入荷...