大阪・南堀江と中津のライフスタイル自転車専門店

10/10 ライドイベントレポート

こんにちは、宮内です!!

ブログやインスタで告知をしていた、ライドイベントが無事に終了しました〜

写真も色々取ってきたので、それもお見せしながらイベントの様子をお伝えします!

まずは今回のライドのために株式会社アキボウ様よりTERNの試乗車をお借りさせていただきました。
ありがとうございました!
夜の部では当店でも人気な「Crest」を使用させて頂きました。

それでは10日夜の部の様子をどうぞ!

この日は夜7時にお店に集合して、7時半くらいに出発しました。

夜の部は4人が参加してくれてスタッフ2人の6人パーティ。
この日は少し湿度が高くて夜でも自転車に乗るとちょっと暑いかなっていう感じ。
それでも快適に移動できて、予定通りに天保山公園に到着しました!

天保山公園ではお店で淹れてきたコーヒーとお菓子で休憩をして、帰りに備えました。

ここでライドをより楽しむワンポイント。
天保山は人口の山ですが、日本一低い山を名乗っています。
天保山は1831年から2年間続いた「天保の大川浚」と呼ばれる浚渫工事によってできたもの。
名前も元号からきています。
歴史が古く歌川広重や葛飾北斎の浮世絵にも描かれているのを観たことがあります。
あと日本一低い山というのは二等三角点のある山の中で一番低いという意味です。

さて、休憩の後は天保山渡船場から川の対岸、USJがあるあたりまで船で移動。
意外と知らない人も多いと思うんですけど、大阪市内には渡船がいくつかあって無料で運行されています。
ここもその内の一つ。

上陸したら自転車に乗って再スタートです!

帰りの道のりはかなりシンプル。
しばらく川沿いを走って、目の前に現れたのはエレベーター。
の前にコンビニでちょっと休憩を挟みます。

準備ができたら出発ですが、この目の前のエレベーターが何かというと地下トンネルに降りるためのエレベーターです。
このトンネルを通って川を渡ります。

ここでもワンポイント。
この地下トンネル、昔は車も通っていたそう。
ここ安治川トンネルは1944年に開通した日本初の沈埋トンネルです。
開通当初は両側に歩行者用、車両用エレベーターを各2基を備え、車も通行することができました。
1961年ごろが最盛期だったようですが、その後下流に国道43号安治川大橋が開通し車の通行量が減少したので1977年に車の通行は中止に。
現在は車の通っていたトンネルは閉鎖されていて、歩行者は幅員2.4メートルの歩行者、自転車用通路を通ることになります。

今は入れない地下空間が隣にあると思うとなんだかロマンがありますよね!

トンネルを抜けたら、車の通りの少ない道を進んでお店に帰還です!

最後にこのルートには隠し要素的なワンポイントがあって、それをご紹介して終わろうと思います。
それは道中見ることができるアーチ型水門と呼ばれるもの。
この形式の水門は航路の確保がしやすいなどのメリットがありますが、日本では「安治川水門」「尻無川水門」「木津川水門」の大阪の三大水門が唯一。
しかしこの三大水門は寿命のため全てが更新され、アーチ型ではなくなってしまうので見ることが出来るのはあと数年だと思います。
今回のルートでは「安治川水門」と「尻無川水門」を見ることができます。
いずれ同じルートでイベントもやると思いますので、その際は是非見つけてみてください。

後日10/13日の昼の部の様子も書かれると思いますのでお楽しみに!

それでは〜