こんにちは、宮内です!
今回は夏頃にあったメーカーさんのカスタムコンテスト用に作ったクレスト、紹介していなかったのでそちらの紹介。
シルバーカスタム

今回のカスタムは車種をクレストのドライオレンジ、内容はブラックパーツをシルバーパーツに変えようってことに決まりまして、そのコンセプトにあったパーツを選定しました。
カスタム内容
ここからはカスタムした箇所を全部ご紹介。
ほぼ全てのパーツを交換しているのでかなり長いです。
ホイール
フレームの次に大きなパーツのホイールは、軽くて回転性能の高い韋駄天クラシックスタイル。
もっと安価なホイールもあったんですがコンテスト用ということでいいやつにしました。

ハンドル
ハンドルは日東HIHI-bar
ブルーラグさんが別注しているハンドルです。
今回のカスタムはできるだけクレストの元の形を崩さずにカスタムしたかったんです。
そこで近い形のハンドルを探したところ、このハンドルは純正のハンドルと寸法がほどんど同じだったというのが選んだ理由。

コラムスペーサー
コラムスペーサーも実はこだわりポイント。
使用しているのは日東のクロモリスペーサーですが、一番下に使っているのが50mmっていうサイズ。
これ実は別注で作ってもらたスペーサーなんです。

クランク、チェーンリング
クランクは自転車の顔、もちろんシルバーにしてあります。
ここで注目してほしいのがチェーンリング。
これはgrownで作っている56tナローワイドチェーンリングをシルバーアルマイトした物。
ミニベロに使えるシルバーのナローワイドのチェーンリングは多分これだけ。

リアディレイラー
シルバーのディレイラーは今となってはほとんど残ってないんですが、組む時に偶然あったマイクロシフトのディレイラーを使用しています。

ブレーキ
ブレーキレバー、ブレーキキャリパーはSHIMANOカプレオ。
カプレオは今は亡きSHIMANOの小径車専用コンポーネントシリーズですが、ブレーキのストックがあったのでここぞとばかりに使ってみました。
特徴としては小径車のリムに合わせて通常より小型のブレーキシューになっていること。
カートリッジ式のキャリパーブレーキと同じシューが使えるので、補修パーツにも困りません。


ヘッドパーツ
新しくなったクレストのヘッドチューブは44mmヘッドチューブになりました。
通常は上下ZS規格のヘッドパーツになっていますが、今回はGROWNオリジナルのヘッドパーツを入れてみました。
上はZSですが下がECになっているヘッドパーツですが、少し加工すれば問題なく装着できました。
ヘッドパーツが露出するのでドレスアップに最適です。


サドル、グリップ
サドル、グリップは共にBROOKS
普段使いをする上で一番快適な乗り心地のサドルを選びました。
サドルに合わせてカラーも同じグリップで統一感を出しています。
レザーサドルってどうしてもクラシックな物っていうイメージがあると思いますが、これはそんな固定観念を投げ捨てたチョイス。


ブレーキ、シフトワイヤー
ワイヤーは日泉ケーブルのカラーアウター。
個人的にカラーアウターが好きで、いつもはフレームと別の色にするんですけど今回はあえて同色。
ただ全部同色だとちょっとつまらなかったので一本だけ緑を入れてみました。

ボルト系
そのほか細かいところで、純正だとブラックのボトルケージボルトが付いていますが、この辺りも全てシルバーのボルトに交換。
シートクランプ、ステム、シートポストはギザプロダクツ。ペダルはMKSプレッツェル。
変えたパーツはこれで全部だと思います。


シルバー以外もいけそう
今回カスタムしたクレストはシルバーパーツで統一しましたが、ところどころにカラーパーツを入れられるところがあるので、通常のクレストをカラフルにするのも楽しそう。
このカスタムを参考にカスタムしたいなどありましたら、ぜひご相談ください。
ちなみに今回紹介したクレストは店頭で販売もしていますので気になる方は見に来てください。
ちなみに金額は大体25万円くらい、こだわった分かなり上がっちゃいました。