こんにちは〜
宮内です!
みなさんは自転車の”タイヤ”ってこだわってますか?
個人的にタイヤは、カスタムの中で一番乗り味が変わるところだと思っているので、本日はそんな話をしてみようかと。
摩耗と劣化
それではまず基礎知識という事で、
まずタイヤはゴム製品なので使っていると摩耗したり、紫外線やオゾンなどの影響で劣化して交換が必要になります。
タイミングの目印はタイヤによりけりですが、摩耗は車と同じようにスリップサインを指標に、そのほかに表面のひび割れなども交換の目安になります。
ちなみに、タイヤを取り付けて使うまでは劣化がしにくいよう工夫がされていて、
紫外線は室内保管で何とかなるんですが、オゾンによる劣化は避けられません。
そこでゴムにワックスを配合して、表面に染み出すことで劣化を防止してるんです。
トレッドパターン
トレッドパターンはタイヤの溝って言ったりするする部分。
このパターンは「タイヤの駆動力・制動力」「排水効果」「操縦性・安定性の向上」「摩耗抑制」の四つの役割があってパターンの種類によって特徴が異なります。
リプ系パターンは一般車によく使われるパターンで、排水効率が高く偏摩耗が少ないなどの特徴があります。
スリック系パターンはロードタイヤに使われるパターンで、転がり抵抗が少なくグリップ力や制動力が高いのが特徴です。
ブロック系パターンはMTBタイヤに使われるパターンで、オフロードでの操作性やグリップ力が高いのが特徴です。
大きくこの3種類のパターンがありますが、中にはこれらをミックスしたパターンも存在しています。
選び方
タイヤは乗り心地に直結するところなので、個人的にはその性能で選ぶのが無難かなって思います。
私がタイヤを選ぶときはまず、用途に合わせたタイヤサイズとトレッドパターンを決めてそれに当てはまるタイヤを探してます。
例えば私のミッドナイトスペシャルは「グラベルキングX1 40c」を使っていますが、オフロードでの走行性能が物足りないからタイヤを変えたいとなったとします。
まずX1のトレッドパターンはスリック寄りのブロックなので、純粋にオフロード性能の高いブロックタイヤにすると効果がありそう。
あとはタイヤもさらに太くすることができるので、「グラベルキングSK 50c」あたりがいいかなという具合です。
細いタイヤのロードバイク系だと太さやトレッドは、ほぼ一択になるので他の部分で選ぶ事になります。
それがタイヤの「しなやかさ」だったり「耐パンク性能」です。
耐パンク性能はその名の通りですが、しなやかさはイマイチピンとこないかも。
これは乗り心地やグリップ性能に直結するもので、しなやかなタイヤほどこれらの性能が高いです。
こんな感じで用途に合わせてタイヤを選べば間違いなし!
タイヤの性能は各メーカーのホームページを見ればどんな特徴のタイヤがあるかわかると思いますので、色々なメーカーを調べてみてください。
有名どころだと「パナレーサー」「IRCタイヤ」「テラベイル」「シュワルベ」「ケンダ」「マキシス」等々
各社かなりの種類のタイヤを出していますので、必ず用途に合ったものが見つかるはずです。
新車でタイヤのカスタムも大歓迎なのでお気軽にご相談ください!
それでは〜