大阪・南堀江と中津のライフスタイル自転車専門店

小径カーボンホイール「Kitt design Carbon Trispoke Wheel」

こんばんは、昨日に引き続きブログ担当はナカでございます。
過去にもMOULTON SSTのアッセンブルに使ったりしてかなりの存在感を放っていた小径カーボンホイールの在庫が届きましたので、ミニベロ”ほぼ”専門店のUNPEU 1Fとしては紹介しない訳にいかない商品でございます。

デザイン的には、見ての通り3バトンです。
リムハイトは見た目の存在感から8cmぐらいあるかと思っていましたが、以外と5cm(実測51mm)でした。小径なのでゴツく見えますね。
ちなみにバトン部分も5cmです。
カーボン地のマットな仕上げでロゴのみが艶ありのブラック。間違ってもロゴを剥がそうなんで思わないでください。絶対に表面が負けます。
リム周囲も全てカーボン。ブレーキ面のザラザラ加工は無しです。

ハブはカタログにも何故か堂々と書かれていますが、Novatec製です。
Novatecといえば他のホイールメーカーにも多数供給していますので安心感ありますね。
あえてどことは言いませんがシリアスレーサー御用達なロード用の手組みホイールでは定番のあのハブもNovatec製ですね。
カセットスプロケットはシマノ11s対応です。親切にスペーサーが付属していますので9・10sでもご使用頂けます。
余談ですが11s対応といえば、小径ホイールを11sで手組みする場合には「オチョコの左右差が大きくなる問題」が悩みのタネですが、バトンホイールだと一切気にしなくいていいので精神的にも安心感あります。

さて、肝心の”走り”についてですが、なにぶんまだこの写真の状態ですので、僕自身テストできてません。。。
まだ採用実績も少ないので、使ってみた方はぜひ感想を教えてください。
小径ホイールは、当たり前ですが走行距離あたりの回転数が多くなる(700cと比べると1.3倍)のでホイールによる走りへの影響はきっと思っているより大きいので、僕からのインプレッションはできませんがぜひチャレンジしてみてください。
ただ、今時点で言えることは、このホイールが現時点で一番信用できる製品のひとつであることは確実です。
この手のカーボンホイールは生産時の個体差をどこまで認めるか、が品質のカギでして、高い技術で沢山作らないと歩留まりが悪くなります。
逆に言うと、そもそも生産数が少なくならざるを得ない小径ホイールだとコスト面や品質面に跳ね返って来ます。
そう言う側面から見ても、現時点での流通量が圧倒的に多いこのホイールは信頼できるんじゃないでしょうか。

現時点の在庫は451のF:100mm/R:130mmが数セットです。
価格はF:48,000円、R:52,000円(税別)です、リムフラップと専用ブレーキシューは付属します。
KHSやTyrell、その他ミニベロに広く対応するサイズですが、自分の自転車に合うかどうか不安な方やほかのサイズをご希望の方の方はお気軽にお問い合わせください。

ちなみにKitt Designの四つ葉の花びらみたいなマークはどうやらAppleコンピュータ製品のcommandキーのマークがモチーフみたいです。
Macがまだクリーム色の四角い箱だった頃からずっとMac派の僕としては「ほほぅ」と思わされたりしてます。
ご注文お待ちしております。